虎杖悠仁と黒閃の出会い
第48話「黒閃」より、虎杖は初めて黒閃を繰り出します。
京都姉妹校交流会にて東堂葵との激闘の最中、特級呪霊である花御や呪詛師たちが東京校に侵入してきます。
花御と戦闘の際、東堂は虎杖に黒閃を打ち出すように指示します。
東堂は虎杖にさらなる強さが眠っていると確信していたのです!
黒閃を繰り出すために虎杖は、戦闘において怒りを収め、雑念を消し、呪力を乱さぬことが必要とされました。
黒閃とは?
打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪みで、威力は平均で通常の2.5乗。
「黒閃」を狙って出せる術師は存在しません。
「黒閃」を経験した者とそうで無い者には呪力の核心との距離に天と地ほどの差が生まれます。
凄まじい集中のなか、打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間、空間は歪み呪力が黒く光ります。
黒閃連続発生記録保持者である七海建人は黒閃について、
「連続で出すのがすごいわけじゃない。
2回以上出すなら連続またはその日のうちでないと難しいでしょう。
黒閃はアスリートで言うゾーンに入った状態になる。」
と語っています。
また、作者の芥見下々先生がコミック6巻にて黒閃の設定についてお話しされていました!
アシスタントと思われる方に「なんで2.5倍じゃなくて2.5乗なんですか?」と質問されていました。
芥見先生曰く「倍って単位はわかりやすくかつ強い。
芥見は倍以上のインパクトを求め、ジャングルを彷徨い死の淵に乗を見た。
10の2倍は20。
10の2乗は100。
倍より乗の方が強い!」だそうです。
虎杖悠仁が放つ黒閃
第48話「黒閃」 〜 第50話「予感」
虎杖は、花御との戦闘の際初めて黒閃を経験します。
にもかかわらず、続け様に繰り出します。
東堂の術式による連携の中、合計5回。
内4回は連続で繰り出しました。
連続4回という記録は、1級呪術師である七海建人の連続発生記録に匹敵するものでした。
第61話「起首雷同-漆-」
呪胎九相図である壊相・血塗との戦闘の際、共に戦った釘崎野薔薇と繰り出しました。
釘崎に攻撃しようとする壊相を目の前に、虎杖の本領”誠心”が目覚めます。
「禪院真希を凌ぐ身体能力、格闘センス。
そこに与えられた呪いの力。
虎杖は黒い火花に愛されている。」と描かれていました。
第127話「渋谷事変44」
特級呪霊・真人との戦闘においても虎杖は黒閃を繰り出しました。
精神的にも肉体的にも限界を迎えようとしていた虎杖。
駆けつけた東堂の言葉に救われ、再び闘争心を燃やします。
真人の術式によってほとんどの呪術師が奴に触れられない中、内に宿儺を宿した虎杖であったからこそ打ち込めた黒閃だったと思います。
黒閃連続発生記録保持者
黒閃連続発生記録保持者は、1級呪術師の七海建人です。
虎杖が初めて黒閃を放った際(作品に初めて黒閃が登場した際)にインタビュー形式の演出で語っていました。
黒閃連続発生記録保持者である七海は黒閃について、
「連続で出すのがすごいわけじゃない。
2回以上出すなら連続またはその日のうちでないと難しいでしょう。
1回目の理由はまぐれでも実力でもなんでもいい。
黒閃はアスリートで言うゾーンに入った状態になる。
私の記録ですか?4回。運が良かっただけですよ。」
と語る。
また、虎杖もタイ記録の保持者となります。
黒閃経験者一覧
呪術師
黒閃経験者 |
虎杖悠仁 |
釘崎野薔薇 |
東堂葵 |
七海建人 |
五条悟 |
五条は作中で黒閃をキメたシーンは描かれていませんが、
「黒閃を経験した者とそうでない者とでは呪力の核心との距離に差がある」
と書かれた描写から経験者であることが読み取れます。
また公式ファンブックには正式に記載されているようです!
特級呪霊
タイトル |
真人 |
まとめ
- 黒閃とは呪力が衝突した際に生じる空間の歪み、威力は平均で通常の2.5乗
- 虎杖は東堂のアドバイスにより、黒閃が目覚める
- 黒閃連続発生記録保持者は七海建人(タイ1位 虎杖悠仁)、記録4回
- 黒閃経験者は呪術師5人、呪霊1体
真人が初めて黒閃を打ち込んだ際は正直驚きました。
呪霊もできてしまうのか!?と。
でも、確かに呪力の衝突ならば呪力を持つものであれば誰しも可能性はありますよね。
作中でも”黒い火花は微笑む相手を選ばない”と描かれていました。
今後他の特級呪術師や特級呪霊が黒閃を繰り出すことはあるのでしょうか!?
戦闘シーンも要チェックです!
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