【呪術廻戦】でも主要キャラの1人と言える釘崎野薔薇。
東京都立呪術高等専門学校の1年生のうちの1人です。
初登場にして、上京する際に「スカウトされたらどうしよう」と呟く姿や、初対面の虎杖悠仁や伏黒恵に対し「喜べ男子、紅一点よ」と言い放つなどナルシズムを強く感じる女の子です。
が!その自己愛こそが釘崎野薔薇の強さに繋がっていきます!
今回は、そんな釘崎の生い立ちや過去について解説していきます!
釘崎野薔薇の生い立ちとは?
釘崎野薔薇は、一見気が強そうでナルシズムな一面も感じますが、実は虎杖とともにノリが良い一面も見られますよね!
また、戦闘においても有能な術式を持ちながら釘崎の一番の強さはやはりブレない心だと思います!
釘崎がいかにして強い女の子になったのか?
まずは生い立ちからご覧ください!
東北のどこかの村出身
特定した場所は描かれていませんが、釘崎は東北の村の出身です。
初登場となる第3話にて、入学当初の上京してくるシーンが描かれています。
その際、盛岡まで4時間、さらに新幹線を乗り継いで東京に来ていることが読み取れます。
出身県までは特定されていないものの、北海道だとしたらわざわざ盛岡で乗り継がなくても飛行機であれば直接東京に行けるので、東北のどこかという可能性の方が高いですね!
生まれた村は大嫌い
生まれた村については、「あの村にいたら私は死んだも同然」と思っているほど嫌っています。
「第124話 渋谷事変42」から釘崎の、村での生活の回想が描かれています。
当時6歳の少女ながらに「村の人間は全員頭がおかしくて自分だけが正気だとそう思い込んでいた」と書かれています。
狭い村なだけに友達になるより他人になる方が難しかったそうです。
些細な変化もすぐに知られる、厄介な余所者を受け付けない、そんな村の人たちを釘崎は嫌っていました。
子供ながらに芯を持った発言が読み取れますが、術式を持って生まれた釘崎には、もちろん子供の頃から呪霊が見えていたでしょう。
人間の心から生まれる呪い、いわゆる負の感情が集まり形となった呪霊を、小さな村で見てきた釘崎はその元凶となる人間の裏側みたいなものを幼いながらに嫌悪していたのではないでしょうか。
ですが、呪術高専にきて釘崎の心境に変化も見られています。
渋谷事変において致命傷を負った際、、、
「あの村の連中は全員頭がおかしい そんなんことはない でも おかしい奴の声は大きくて自分以外の全てに思えて 土足で他人の人生を踏みにじるもんなんだ」と心中を語っています。
そして、高専の人たちを思い浮かべ「っていうわけでもなかったかなぁ」と呟く姿があります。
幼い頃、村の全てを否定していたはずの釘崎が村の外の世界で大切な価値観を手にしていたことがわかるシーンです。
呪術高専に来て自分の価値観に変化があったからこそ、6歳の自分を思い込んでいたと言えるようになっているんですね。
釘崎野薔薇の過去 2人の存在
生まれた村を嫌う釘崎にも、心に再会を誓う2人の存在がありました。
憧れの”沙織ちゃん”
沙織ちゃんとは、釘崎が小学校1年生の頃に東京から村にやってきた7歳年上の女の子です。
釘崎にとって、お人形さんのように可愛くて聖母のように優しかった存在です。
突然訪ねても嫌な顔一つせず受け入れてくれて、聞いたこともなっかた名前のお菓子を作ってくれる、新しい刺激をくれる沙織ちゃんを釘崎はとても慕っていました。
ですが次第に「田舎者を馬鹿にしている」と、沙織ちゃんの家は村人たちから嫌がらせを受け、村から追い出されてしまいます。
それでも、釘崎は心の中で沙織ちゃんの存在を忘れることはなく、上京した際も心の内で「沙織ちゃん、いつか会えたら」と再会を願っていることが読み取れます。
転校生”ふみ”
もう1人は、転校生であり釘崎の同級生でもあったふみの存在です。
ふみもまた、釘崎とは小学校1年生の頃に出会いました。
釘崎はある日「秘密基地を見つけた」とふみを連れて行きました。
その秘密基地こそが沙織ちゃんの家でした。
沙織ちゃんの影響で、口調が柔らかくなったり、品のようなものが身につき、釘崎が変化していく姿を近くで見ていたのがふみでした。
村の人たちが嫌いだった釘崎にとっては、少ない同級生の中でもフミが唯一幼馴染と呼べるような存在だったのではないでしょうか。
高専に入学が決まり村を離れる際も、釘崎を見送るふみに「次会う時は三人で!!」と、2人の心の中に沙織ちゃんも含め、涙ながらに約束をしていました。
呪術高専に来た理由
釘崎が虎杖悠仁との初任務の際、虎杖に「オマエなんで呪術高専来たんだよ」と訪ねられるシーンがあります。
釘崎は、胸を張って「田舎が嫌で東京に住みたかったから!お金のことを気にせず上京するにはこうするしかなかったの。」と答えています。
虎杖に「そんな理由で命懸けられんの?」と少し引かれ気味ではありましたが、「懸けられるわ。私が私であるためだもの。」と真っ直ぐに答えています。
また、姉妹校交流会の戦闘の際にも、
「私が私であるためだもの、私は綺麗にオシャレしている私が大好きだ。強くあろうとする私が大好きだ。私は釘崎野薔薇なんだよ。」
と、発しています。
もはや「私が私であるために」は釘崎の名言でもありますね。
生まれた村が嫌いだった、あの村にいたら私は死んだも同然だ、田舎が嫌で東京に住みたかったから、虎杖にも「そんな理由で?」と言われてしまうように、一見ふざけたような理由にもとれますが、釘崎にとっては「私が私であるために」と自分を肯定するための釘崎らしい強い心を持っています。
釘崎もまた揺るがない強い意思を持って呪術高専に入学し、呪術師として呪いと戦っていることがわかりますね!
まとめ
釘崎の過去・生い立ちについて!
- 出身は東北のどこかの村
- 幼い頃に出会った憧れの沙織ちゃん
- 幼馴染のふみ
- 呪術高専に来た理由
以上となります。
主要キャラの1人とも言える釘崎野薔薇。
一見わがままでノリが良くてふざけているように見えますが、一呪術師として心のうちには強いものを持っているかっこいいキャラクターですよね!
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