58話「起首雷同-肆-」より伏黒は初めて領域展開”嵌合暗翳庭”(かんごうあんえいてい)を発現させました。
ただ、完全体ではありません。
領域展開は呪術師誰もができることでは無いんです。
窮地に追い込まれた伏黒が成長を遂げたきっかけとは?
領域展開完全体の必中効果も考察して行きます!
その前に、、、
伏黒恵の術式”十種影法術”を詳しく知りたい方はこちら↓をご覧ください!
伏黒恵の領域展開”嵌合暗翳庭”発現
呪いの王”両面宿儺”の指を虎杖悠仁が受肉させたことで、共振により目覚めた特級呪霊を相手に1人で立ち向かいます。
伏黒は、己の術式”十種影法術”を駆使して式神と共に立ち向かいますが、歯が立ちません。
意識が朦朧とする中、伏黒は自らをも犠牲にする己の術式の使い方である奥の手を発動、、、させようとしましたが。
呪術師界最強であり師でもある五条悟の言葉を思い出しました。
そして伏黒はその場で呪術師としての急成長を果たし、領域展開を発現させました!
五条悟の教え「本気の出し方」
戦いの最中、伏黒は五条との稽古を思い出していた。
過去に呪術界上層部の目論見と思われる特級の任務に就かされた東京校1年生達。
予期せぬ呪霊の強さと宿儺によって死んだと思われていた虎杖悠仁。
が、実は五条悟にかくまわれて生きていました。
その期間約2ヶ月。
2ヶ月もの間死んだと思われていた虎杖は、呪力への理解を深め、1級術師七海建人の任務に同行。
さらに五条との稽古にも励み、数段も強くなっていました。
姉妹校交流会にて虎杖の成長を目の当たりにした伏黒は、自分も強くなり虎杖を追い越すと意気込みます。
そのため、五条に稽古を頼んだのです。
伏黒は五条に「恵、本気の出し方しらないでしょ」と指摘されます。
五条は「恵は悠仁とともに実力もポテンシャルも遜色はない、意識の問題だよ」と言いました。
伏黒の術式”十種影法術”にはいわゆる奥の手が存在する。
十種の式神を、手持ちの式神で調伏していき調伏できた式神を用いて戦うという戦闘スタイルです。
ただ調伏の儀には、別の使い方が存在します。
調伏の儀の際にはどの式神も呼び出すことができるのです。
その中に”十種影法術”の術式を持った歴代の術師達が誰一人として調伏できなかった式神が存在します。
奥の手とは、最強の式神を戦闘において調伏の儀として呼び出し己をも巻き込んで相手を倒すというもの。
調伏の儀は複数人で行うことが可能です。
よって、式神は呼び出されたその場にいる術師を倒すか調伏されるまで止まりません。
伏黒には奥の手による「最後は自分が死ねば解決できる」という思いがあるため本気を出しきれていない、と五条に指摘されたのです。
奥の手に頼らずヤケになったと思われた伏黒でしたが、意識を解放した伏黒こそ真の強さに目覚めたのです。
不完全な領域展開
呪術師の成長曲線は必ずしも緩やかなものではない。
限界を超えた伏黒は不完全ながらも領域を展開させました。
術式の解釈を広げた伏黒は、領域の中で自由な戦いを見せます。
式神に数の限りなさと、分身も可能な影の使用が見られました。
極め付けは、呪霊の影に入り込んでいることです!
現段階で不完全となると、完全体の領域内ではどんなことが可能になるのでしょうか!?
考察して行きます!
完全体”嵌合暗翳庭”考察
環境において、床に水のようなものが見えます。
よく見てみると無数の鳥が見えませんか?
すでに調伏済みの式神・鵺(ぬえ)にしては少し形が違うように見えます。
未だ未登場の式神でしょうか?
また、特級呪霊相手に攻撃を当てた際2匹の鵺が描かれています。
調伏済の式神の中では、今まで複数体の出現可能と見られるのは蝦蟇(がま)と脱兎(だっと)のみでした。
領域内においては、式神を選ばず複数体出現が可能になるのかもしれません。
そして、最も注目したいのは影における分身です。
呪霊の攻撃を受けた際に見せた伏黒による分身。
維持が難しいのか、一度の攻撃で崩れてしまいますが完全体になるとどうでしょうか。
強度はなくても分身をさらに増やし、それぞれが術式を使うことが可能となれば数の強さで圧倒できそうです。
さらに分身までもが術式を使えるようになったら、特級術師に値する規格外の強さが見えてきませんか!?
まとめ
伏黒恵は領域展開”嵌合暗翳庭”(かんごうあんえいてい)を発現させることが可能です。
成長のきっかけとなったのは、師である五条悟の言葉でした。
だだ、今はまだ不完全な領域展開。
完全体となった時
- 式神の出現数に限りがなくなる?
- 己の分身はまだ増やせる?
- 分身自体も術式使用は可能になるのか?
と考察しました!
未だ未登場の式神もとても気になりますね!
今後完全体となった伏黒の領域展開がとても楽しみですね!
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