主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は呪術界と関わる前から人並外れた身体能力の高さの持ち主でした。
実は虎杖の存在は仕組まれた運命だったのかもしれません!?
- 身体能力の高さがわかる話
- 縛りの存在
- 仕組まれた血筋?
虎杖悠仁の身体能力を解説・血筋を考察していきたいと思います!
※ネタバレを含む可能性があります
虎杖悠仁の異常な身体能力の高さとは?
呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は人並み外れた心体能力の高さの持ち主です!
身体能力の高さは呪術界と関わる前からの生まれ持った才能でした。
虎杖の素の身体能力の高さがわかるシーンを話数と共にご紹介します!
1話 [教師との勝負で見せた素の力] [伏黒を救済]
虎杖は体が悪かった祖父の見舞いに通うため、高校では早く帰ることのできるオカルト研究部に入部しました。
校則で生徒全員が部活動に入らなければならなかったので、せめて早く帰らせてくれる先輩がいた部活を選んだのです。
それでも虎杖の運動神経の良さは中学の頃から噂になっており、聞きつけた陸上部顧問が虎杖を強制的に陸上部に入部させようとしていました。
断る虎杖を認めず、教師は「俺に種目で勝ったら許す」と条件を突きつけ、ノリの良い虎杖も勝負を引き受けました。
種目は砲丸投げ、陸上部顧問の得意競技というセコい勝負でしたが結果は虎杖の圧勝。
記録はもちろん、投げ方も常識ハズレでした。
男子高校生が使用する砲丸は6キロ以上。
6キロもある砲丸をピッチャー投げで投げた挙句、サッカーゴールのゴールポストにめり込ませたのでした。
また、その後に走り去る速さも以上で周りにいた生徒によると50メートルを3秒で走り切るという噂でした。
100メートル換算にしても6秒、、、
もはやオリンピック記録どころではありません。
たった2つの記録だけで、ただものではないことは確かです。
後に、伏黒と関わることになる虎杖。
伏黒が呪霊との戦闘において窮地に追い込まれた際に、なんと校舎の4階の窓の外からとびこんできたのです。
方法はともかく、まず一般人なら4階の窓にたどり着く方法すらわかりません。
力技だけでたどり着いてしまうのも虎杖ならではです。
4話 初めての任務
呪術高専に入学することになった虎杖はもう一人の1年生・釘崎野薔薇(くぎさきのばら)と共に初任務につきました。
入学して間もない虎杖は、体術や呪力の使い方は学んでいませんでしたが呪いの篭った呪具一つを手に一人で祓ったのです。
元々の身体能力の高さあっての戦闘の動きの良さが見て取れます。
自身でも納得するほどですね。
33話 姉妹校交流会ミーティング
呪術高専東京校の姉妹校、京都校との「姉妹校交流会」の作戦会議で伏黒が発した一言が印象的でした。
姉妹校には学生の中では特に強い、呪術師階級1級の強さを持つ東堂葵(とうどうあおい)がいます。
伏黒は交流会前に東堂と一度手合わせをしていました。
それでも伏黒は「両校全員呪力なしでやり合ったら虎杖が勝つ」と言い放ったのです。
入学して体術を学んでまもない虎杖でも、元から持ったポテンシャルの高さと素の力だけで1級術師に並ぶほどの実力があることが分かります。
実際、東堂自身も虎杖とやり合った時に「素の力は俺より強い」と認めています。
天与呪縛の持ち主の可能性
呪力操作もままならない段階で自他共に認める虎杖の素の身体能力の高さに、「天与呪縛」の可能性が考察できます。
呪術には”縛り”というものが存在します。
作中に多く登場するのは術式の開示です。
戦闘において術師が自らの術式を開示するいうのは、手の内を晒すというリスクを負う代わりに力の底上げを可能にするというもの。
こういった縛りは、自らが自らに科すものです。
違った縛りの存在が天与呪縛です。
天与呪縛は生まれながらに肉体に強制された縛りのことです。
虎杖の場合は、生まれながらに呪力がない・呪霊が見えない代わりに強靭な肉体を手に入れたというところでしょうか。
呪術高専2年・禪院真希(ぜんいんまき)や伏黒の父・伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)などが同じようなケースでした。
2人の場合は、家系が呪術師の家系だったこともあり生まれた時点で認識されていましたが、虎杖は身近に非術師の祖父しかいなかった為気づかなかったのでは?
今、呪霊が見えるようになったり呪力を込められるようになったのも呪いの王”両面宿儺”(りょうめんすくな)の指を取り込んでからです。
元々の虎杖には天与呪縛が設けられていたかもしれません。
虎杖悠仁の血筋
虎杖には幼い頃から両親がおらず祖父に育てられていました。
祖父は亡くなる間際に、虎杖に両親のことを話そうとしましたが拒否しました。
しかし、143話にて虎杖の両親の存在が少し明らかになったんです。
戦闘において意識を失った虎杖が目を覚ます間際、父と母の記憶を夢にみました。
わかる限りを解説・考察していきます!
父は仁 母は羂索?
虎杖の父の名は虎杖仁(いたどりじん)。
父の存在は確かだと思います。
問題は母です。
夢の記憶には額に傷のある女性が一人登場しました。
仁が結婚した女性の名は香織(かおり)のようですが、虎杖の祖父・倭助(わすけ)は「香織は死んだ」と口にしています。
仁と香織との間に「子供が授からなかった」とも言っていました。
しかし、仁の腕の中には悠仁が抱かれています。
じゃあ女性は誰なのか?
考えられる可能性は、2つ。
1つ目は、体が香織、脳は羂索(けんじゃく)。
2つ目は、既に羂索に体を乗ったられた新しい女性。
羂索というのは、150以上前から存在している術師で、術式は自身の脳みそを入れ替えた体を乗っ取れるというもの。
乗っとられた体には決まって額に同じような傷ができるのです。
悠二の母となる存在の女性の額にも似たような傷があったことから羂索ではないかと考察できます。
そして、羂索は長年にわたって”呪力の最適化”を望んでいました。
現在行われている日本全土を巻き込んだ”死滅回游”を仕組んだ張本人でもあります。
羂索が悠仁を産んだ意味は何だったのでしょうか?
悠仁が宿儺の器となる運命も羂索に仕組まれたものだったのかもしれません。
まとめ
虎杖悠仁の身体能力の高さを解説・考察!
- 呪術と関わる前から人並み外れた身体能力の持ち主だった。
- 自身の体の扱いもうまく、体術に長けている。
- 呪力なしで、戦闘能力は1級術師と同等。
- 天与呪縛の持ち主?
- 母・羂索によって宿儺の器として作られた存在なのでは?
虎杖は生まれながらに呪術と関係がなかったようで、関わる運命にいたのかもしれませんね。
現在も主人公ながらに謎が多く残る存在です!
この先もどんな過去が明かされていくのか楽しみです!
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