ある日突然、呪術の世界に足を踏み入れることとなった虎杖悠仁(いたどりゆうじ)。
平凡な男子高校生だったはずの虎杖が、実は1000年に一人の逸材だった!?
- なぜ虎杖が宿儺と関わることになったのか?
- 二人の間に存在する”縛り”とは?
- 宿儺が企む目的とは?
呪術廻戦を読む上では、大きな存在となる2人。
主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)と宿儺(すくな)の関係を徹底解説!
虎杖悠仁と宿儺 呪いの王の器とは?
呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、ある日突然”呪いの王”と呼ばれる両面宿儺(りょうめんすくな)の器となった。
普通の男子高校生だった虎杖の学校に、特級呪物(とっきゅうじゅぶつ)”両面宿儺の指”を回収する任務のため呪術高専1年・伏黒恵(ふしぐろめぐみ)が現れる。
しかし回収するはずの指は伏黒より先に、虎杖が所属するオカルト研究会が拾ってしまっていた。
特級呪物は極めて危険な物で、学校には魔除けの目的で置かれていた。
人の負の感情から生まれる”呪い”は、学校や病院など大勢の思い出に残る場所に吹き溜まりやすい。
より邪悪な呪物を置くことで他の呪いを寄せ付けない、毒で毒を制す悪習である。
中でも、宿儺の指は特級に分類されるほど危険度の高いもので、長い年月がたち封印が緩んで呪いが転じ呪いを呼び寄せ肥えさせる餌と化していた。
焦った伏黒は、呪物の気配を感じた虎杖に接触を図る。
しかし、虎杖が持っていたのは指が入っていた箱のみ。
聞けば、その夜オカルト研究会の先輩たちが学校で指に巻いてあるお札を剥がすと言う。
呪いを呼び寄せる呪物と化した宿儺の指の封印を解くことは、呪いが湧き出ることを意味していた。
虎杖と伏黒は学校に駆けつけるが既に封印は解かれており、宿儺の指を取り込んでより強い呪力を得たい呪い達で溢れかえっていた。
呪いは呪いで祓うことしかできず、呪力が必要になる。
虎杖は何もすることができず、伏黒1人が校内へと入って行く。
しかし、呪いの数が多すぎるせいで伏黒は窮地に追い込まれてしまう。
そこに置いてきたはずの虎杖が突っ込んできた。
なんとか宿儺の指を回収した2人だったが、噴き出る呪いは止まない。
宿儺の指があるかぎり、指を求める呪いが吹き出すと知った虎杖は”指を呑み込む”という暴挙に出た。
その時、虎杖は知らなかったのだ。
呪物を取り込むと言うことが何を引き起こすのか。
特級呪物は人間にとって猛毒となり、死に至る。
もう一つ、起こりうる最悪の事態が受肉だった。
虎杖は、幸か不幸か受肉してしまったのだ。
両面宿儺の復活を意味することが起きてしまった。
しかし、虎杖は違った。
宿儺が受肉して尚、自我を保つことができたのだ。
虎杖は呪いの王”両面宿儺”の器となった。
プロフィール
虎杖悠仁 プロフィール
年齢 | 15歳 |
誕生日 | 3月20日 |
出身地 | 宮城県 |
所属 | 呪術高等専門学校東京校 |
趣味・特技 | カラオケ、テレビ鑑賞、モノマネ |
好みのタイプ | ジェニファー・ローレンス |
好きな食べ物 | 丼もの、麺類 |
嫌いな食べ物 | なし |
呪いの王の器となった虎杖は特級呪物を取り込んだことが呪術規定違反となり、死刑対象となりました。
ただし、執行猶予がつきました。
宿儺の指ほど危険な呪物は、呪いが強すぎるが故、破壊することができません。
ならば、虎杖に全て指を取り込ませてから指ごと殺してしまおうと言うことになったのです。
呪術界に足を踏み入れることとなった虎杖は、伏黒と同じ呪術高専に入学し呪いについて学ぶことになりました。
両面宿儺 プロフィール
1000年前に実在した人間。
腕が4本、顔が2つある仮想の鬼神。
呪術前世であった平安時代に生まれ、術師が総力を上げても倒せなっかた存在。
宿儺の名を冠し、死後呪物として時代を渡る死蝋(しろう)さえ消し去ることができなかった。
20本存在する指がそれぞれ切り離され封印された。
紛うことなき呪いの王。
虎杖と宿儺の間にある”縛り”
虎杖は宿儺と肉体の所有権について”縛り”を結んでいます。
利害による”縛り”は呪術における重要な因子の一つ、誓約である。
相手を信じる信じないではなく、守らなければ罰を受けるのは縛りを破った本人。
過去に一度、虎杖は死にました。
正確には、宿儺に自身の体を殺されたのです。
虎杖は同じく1年の伏黒、釘崎野薔薇と共に任務に出向く。
しかし、その任務は呪術界上層部が仕組んだ特級案件だった。
宿儺を宿した虎杖は執行猶予がついたとは言え、よく思わない上層部の人間がいる。
力に見合わない呪霊の任務に出向かせ、殺してしまおうと仕組まれた罠だった。
そして1年生3人が相手をすることとなった呪霊は、特級呪霊。
逃げる事さえ許されぬ状況となり、虎杖は自分1人が残り宿儺と入れ替わることを選ぶ。
所有権を持つ虎杖は自力で戻ることが可能だからだ。
しかし、宿儺が呪霊を祓うも虎杖は変わることができなかった。
いいように利用された宿儺は、虎杖自身の体を人質に取る。
一度は宿儺に殺された虎杖だが、呪力の力で生き返らせることができる宿儺に縛りを持ち出される。
2つの縛り
宿儺が提示した縛りは2つ。
- 「契闊」(けいかつ)と唱えたとき1分間体を明け渡すこと。
- この約束を忘れること
断る虎杖に対して、1分間の間に誰も殺さないし傷つけないと言う条件まで追加した。
そこまでして宿儺が変わりたい理由とは?
結果、虎杖は意図せず宿儺との縛りに応じ、生き返ることになりました。
宿儺の目的とは?
虎杖の体を乗っ取ったとき、宿儺は先に逃げていた伏黒を捉えた。
伏黒を躊躇なく殺す算段だった。
しかし、宿儺は伏黒に興味を示した。
明確な理由は未だ明らかになっていません。
宿儺はその時を境に伏黒にのみ興味を示し何かを期待しています。
伏黒自身に、何かを期待しているのか?
伏黒を自己利益のために利用しようとしているのか?
呪いの王が考えることは未だ誰にもわかりません。
まとめ
- 虎杖悠仁は呪いの王”両面宿儺”の受肉体となる。
- 虎杖は宿儺との間に縛りを結ぶ。
- 宿儺は伏黒恵の存在に何かを期待している。
虎杖は1000年に1人の逸材、呪いの王の器となり、呪術界に足を踏み入れることになりました。
注目すべきは、2人の間に縛りまで結んだ宿儺が伏黒に何を期待しているのかと言う点です。
呪術廻戦にとって、大きな伏線の一つです。
この先の展開を要チェックです!
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