1990年代に大ヒットした『ダイの大冒険』が帰ってきました!!
2020年の秋、10月から新作アニメとして『ダイの大冒険』が放送開始しました。更にスマホのゲームアプリ『ドラクエウォーク』とコラボして話題になりましたね😆
そんな『ダイの大冒険』感動的なラストを迎えるのですが、実は続きがあるのではないかという話を耳にしました。ということで、今回は『ダイの大冒険』のラスト、最終回についてまとめました。
『ダイの大冒険』の感動のラスト(最終回ネタバレ)
単行本37巻・最終話「さらば!!! 愛する地上よ」
大魔王バーンは、ダイの仲間達をバーンパレスの奥深くに落とし脱出不可能にします。
ダイを怒らせて真の力を出させます。ダイは、竜魔人となりバーンをボコボコに殴ります。
このままでは、ダイに勝てないと思ったバーンは魔族を捨て鬼眼に傷をつけて鬼岩王になります。
鬼岩王の前では、ダイの力は通用しなくなり形勢逆転!
そこに、父バランの剣、真魔剛竜剣がバーンの目の前に現れます。
ダイは、真魔剛竜剣を取りバーンを真っ二つにしてトドメを刺します。
心の中で、さようなら大魔王バーン‼と言いながら地上へと落ちていくダイ。
ダイを受け止めたのは・・・
いち早くダイを発見したのは、レオナ姫!このままでは、地面に激突するとダイを救いに行く仲間達。
誰よりも先にダイを受け止めたのは、ポップでした。
気がついたダイは、ポップに「大魔王バーンは倒れた」と伝え、ポップは泣きながら喜びます。
仲間達もダイがバーンを倒した事や無事に地上に帰ってきたことに喜びます。
そして、ダイも仲間達と一緒に喜びます。
勝利の歓喜の中、聞こえてきたのは・・・
そこに、「少々お待ちを女王様。ぼくにも一声祝福の言葉を言わせてくださいよ。」と声が聞こえてきます。
現れたのはアバン先生に倒されたはずのキルバーンと相棒ピロロでした。
キルバーンの体は生物ではなく機械仕掛けの人形でそれを操っているのは相棒ピロロでした。
機械仕掛けの人形の顔面の中には、黒の核晶が仕込まれていました。
キルバーンは、バーンの協力者として動いていたのは表向きでバーンを倒す機会が訪れた時には黒の核晶を使って倒す作戦でいました。
バーンを倒すようにと命じたのが、冥竜王ヴェルザーでキルバーンは配下でした。
バーンを倒したダイや仲間達を危険な存在となる為、キルバーンは黒の核晶を使い地上もろとも爆発しようとします。
まさかキルバーンが黒の核晶だったとは・・・
爆破を止めようとレオナ姫は、ヒャダルコを打ちますが魔界のマグマ成液の高熱が始まっているので止めるのは不可能でした。
魔界に逃げようとするキルバーンでしたが、アバン先生が作成した羽が刺さりマァムの攻撃で倒されてしまいます。
黒の核水入り人形を抱えて空へと飛んだのは、ダイとポップでした。
爆発するまでの時間は後わずか。
キルバーンは、「ちくしょうだかアウトだ。」と言い力尽きます。
ポップは、ダイに「結局こうなっちまったか。」と言います。
ダイとはアバン先生の元で一緒に修行して付き合いが長いポップ。ダイと一緒なら死んでもいいと思っていました。
ダイは、「ごめんポップ。」と言います。そしてポップを蹴飛ばして地上へと戻します。
ダイ、一人で行かないで!!
ダイは自分が大好きなものをかばって生命をかける事がずっと受け継がれた使命と思い、父バランと母ソアラの顔を思い浮かべながら空へと行きます。爆発の中、ダイは消えます。
ダイの犠牲になり、世界を救いました。
ポップ達は、もしかしたらダイが生きているのではと思い、山や海をはじめ世界中を探し周りました。世界中の国民にも御触れも出ています。
それでもダイは見つからず行方の情報もつかめませんでした。
ダイが生きているという希望
仲間たちは、ダイが見つからない事に悲しみます。そして、ダイの墓の様にたてられたダイの剣。
それを見たポップは、「まるで墓だぜ縁起でもねぇ。」と言います。
ポップの言葉を聞いたレオナ姫は、それはダイ君が帰って来る時の目印と言い墓の様にたてたのはレオナ姫でした。
ダイが生きている事をロン・ベルクさんが説明します。
「ダイの剣の宝玉は、ダイの生命でもあり、もし死んでいれば宝玉も光を失い息絶える。」と言います。
ダイが地上にいなければ天界や魔界いる可能性もあるとベルクさんは言います。
ダイが生きている事が分かったポップ達は、いつかきっとダイが帰ってくると信じて待つことにします。
そして、それぞれの人生を歩んでいきます。
『ダイの大冒険』キャラクターの成長ランキング
『ダイの大冒険』を語るに欠かせない!
キャラクターの成長ランキングをまとめました。
👑第1位 ポップ👑
誰もが納得のポップが第1位です!
へなちょこキャラからの躍進は「勇気を持つ」ことなんだと思います。大魔道士として難しい呪文を使いこなし、ダイを支える姿はかっこよすぎです。頭もいいですし、マァムはなぜこんないい男性に振り向かないのでしょう?もったいないですよね!
第2位 ダイ
主人公ですが、ポップには敵わなかった。ダイが第2位です。
ダイの「勇者として純粋に努力していく姿」がポップの弱っちい気持ちを動かしたのは間違いないです。ダイとポップはお互いに成長するのに欠かせない存在だったのでしょう。
第3位 ハドラー
執念深いでお馴染みのハドラーが第3位です。
ダイの成長に合わせてバージョンアップしてくるハドラーの執念は凄まじいとしか言いようがありません。そして、魔王のはずなのにダイに魅了されていく・・・。ダイと闘うのが好きなんでしょうね!
ダイの大冒険の魅力
『ダイの大冒険』の魅力は、もちろん主人公はダイですが、弱虫で卑怯者のポップではないでしょうか?
ポップ成長記といってもいいくらいだと思っています。
へなちょこキャラから大魔道士になるストーリー。
勇気を持つことで道を切り開いていく姿に感動します。単行本12巻でダイを守るためにバランに挑むポップは本当にかっこいいです。メガンテでバランの前に砕け散る姿は涙なしでは読めませんでした。
ポップから勇気を教わったような気がします。
まとめ
『ダイの大冒険』の最終回についてまとめましたが、いかがでしたか?
久しぶりに『ダイの大冒険』をみて懐かしくもあり、また大人になって読んでも色褪せない作品なんだと実感しました。
ダイの純粋さ、ポップの勇気、マァムの優しさ、クロコダインの男気・・・と様々な魅力にふれることができて幸せな気持ちになりました。
大魔王バーンを倒し世界が平和となって完結したダイの大冒険。
しかし、魔界編が描かれる事が三条先生の話では決まっていました。
魔界編では、魔界の奥地に幽閉されているヴェルザーの存在や聖母竜マザードラゴンが語った邪悪な存在やダイの行方が描かれる予定だったそうです。
連載後半で作画の稲田さんの体力の限界がきていた為、大魔王バーンを倒した所で完結した方が良いと判断して完結したと三条先生は語っています。
ぜひ、魔界編書いて欲しいですね。ダイが地上に帰る姿をみたいです!
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