【水曜どうでしょう】サイコロの旅にやらせはあるの? | テレスマ!

【水曜どうでしょう】サイコロの旅にやらせはあるの?

バラエティ

人気深夜番組の「水曜どうでしょう」

水曜どうでしょうにおける代表的な企画に『サイコロの旅』というものがあります。

サイコロの旅というのは、それぞれサイコロの出た目に応じた交通手段と目的地が決められていて、それに従い北海道の札幌を目指すというものです。

サイコロの目はランダムに出るので不正のしようがないのですが、それでもあまりにも面白い展開が多くありました。

そのため、水曜どうでしょうのファンの間では「これってやらせじゃない?」と言われることもよくあります。

そこで今回は

「【水曜どうでしょう】サイコロの旅にやらせはあるの?」

と題して検証してみたいと思います!

【水曜どうでしょう】サイコロの旅について

水曜どうでしょうのサイコロの旅は、1996年の初回放送に第1弾が放送され、その後国内の企画では第6弾まであり、韓国でも「食い道楽の旅」でサイコロの旅をしました。

また、このサイコロの旅では数多くの深夜バス(実際には夜行バス)が登場します。

その中でも『キングオブ深夜バス』と言われ、東京〜博多間を往復する「はかた号」はすっかり有名となりました。

【水曜どうでしょう】サイコロの旅のやらせについて

ここからは、水曜どうでしょうのサイコロの旅における『やらせ』と言われそうなケースについてご紹介します!

① 大泉洋が振り終わったサイコロを蹴る

1996年に放送された水曜どうでしょう『サイコロ1』での出来事でした。

大分県臼杵市に到着し、次の行き先を決めるサイコロの振った際に出た目を実行したくない大泉さんがサイコロを蹴ってしまったのです。

しかし、この旅の一番大切なルールは

『サイコロの目には従わないといけない』

です。

結局サイコロの目に従い、大泉さんはミスターからお説教を喰らったのでした。

この後、大泉さんは決してサイコロを蹴るようなやらせのようなことはありませんでした。

② 開通前の秋田新幹線をサイコロの目に入れる

1997年に放送された水曜どうでしょう『サイコロ3後編』での出来事です。

目的地を決めていた藤村Dが開通したばかりの秋田新幹線をサイコロの目に入れて、見事サイコロの目は秋田新幹線で盛岡まで行くという目を出したのです。

しかし、ロケをした日時は1997年3月9日で、実際に秋田新幹線が開通をしたのは1997年3月22日だったのでした。

まだ新幹線が開通していないので、サイコロを振り直そうとミスターと大泉さんは言ったのですが、なんと藤村Dは代行バスが走っていることを知ったのです。

新幹線で楽をしようと思っていた一行は結局代行バスに2時間乗車することに、、

連日長距離バスに乗り続けていたツラさで、ミスターは思わず涙ぐんでいました。

この放送を見た視聴者は「もしかしたら藤村Dは知っていてこの目を作ったんじゃない?」と思った人もいたみたいです。

恐らく藤村Dは知らなかったとは思いますが、もし知っていたとしたら自らもダメージを負って番組を面白くした壮大なやらせとも言えますね!

③ 夜行電車で指定席が3人分しか取れなかった

こちらも1996年に放送された水曜どうでしょう『サイコロ1』での出来事です。

新大阪駅で寝台急行「きたぐに」を出して新潟まで行くことになった一行。

しかし、繁忙期で指定席は3席しか取れておらず、1人は自由席に乗車することになってしまったのです。

そこで一番年下の大泉さんが直角の背もたれにもたれながら、一晩電車に揺られることになったのでした。

基本的に水曜どうでしょうのサイコロの旅では、『その時点で乗車可能な交通機関を選択する』という前提があります。

そのため普通であれば、4人がちゃんと指定席に乗れる手段しか選ばないはずですね。

これは恐らくサイコロの目を決めた藤村Dが、「誰か1人自由席に乗車したら番組は盛り上がる」と考えて敢えて選んだのだと思われます。

結果、番組としては楽しい展開となりましたが、自由席に乗った大泉さんは深夜バス並みに辛い一晩だったのではないでしょうか?

④ サイコロの目がほとんど北海道行き

これは水曜どうでしょうのサイコロの旅終盤での常套手段とも言える方法です。

一行(特に藤村D)がもう帰りたい、もしくはミスターが生放送のラジオにそろそろ間に合わなくなるという時に『チャンスタイム』と称して、サイコロの目の半分を北海道行きにすることがあります。

しかし、これでも北海道を選べない時も多々ありました。

そんな時は「時間切れ」となって、そこで旅は強制終了です。

これも、日本の北にある北海道を目指すというルールがあるからこそ、できることですね!

もし目的地が東京だったら、交通手段が豊富なのでいつまでも続いてしまい、出演者もスタッフも大変なことになってしまいます、、

これはもう、やらせというよりは「致し方なく」ということですね!

まとめ

今回は水曜どうでしょうのサイコロの旅におけるやらせについてまとめてみました!

その結果「やらせ」と言われそうな出来事でも、水曜どうでしょうではしっかりと視聴者にその行程がわかっているから問題にはならずにここまで来たのだと思います。

また、視聴者はそれも含めて「水曜どうでしょうは楽しい!」と思っている人が多いのではないでしょうか?

現在では、「サイコロの旅」で使えそうな交通手段も少なくなり、出演者も有名になったため新たなサイコロの旅はもう難しいと思います。

しかし、配信やDVDなどではまだ見られるので、それで楽しむこともオススメします!

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