北海道発の人気番組、『水曜どうでしょう』
水曜どうでしょうでは海外へいく企画もいくつかあります。
海外企画の際、場所によってはツアーガイドがつくこともありました。
今回はその中でもカナダのユーコン川へ行った際にお世話になった熊谷芳江さんについてご紹介します。
【水曜どうでしょう】熊谷芳江さんが出演した企画について
前企画の「対決列島」でミスターチームが負けたことによる罰ゲームで、ユーコン川でカヌーに乗って川下りをすることになり、この『ユーコン川160キロ』の企画が生まれたのでした。
北海道の初回放送は2001年9月からでした。
ユーコン川について
カナダのユーコン準州からアメリカ合衆国のアラスカ州を流れてベーリング海へ注いでいる大きな河川です。
ありのままの自然の姿を大切にしている地域でありながら、カヌーで川下りをするレジャーが有名なスポットでもあります。
ユーコン川へ行くことになった当初、藤村Dは大きな川のため川の流れは時速4キロ程度で穏やかな河川だと思っていたのですが、実際には雨で川の水の量が増水していたこともあり時速10キロくらいだったそうです。
また、寒冷な地域を流れている川ということもあり、水温がとても低くて万が一川に落ちたら2分以内に上がらないと命の危険が出てくる川でもあります。
【水曜どうでしょう】に出演!熊谷芳江さんについて
熊谷さんはカナダ在住の日本人ガイドです。
熊谷芳江さん Yoshie Kumagae
・福岡県出身
・カナダ、ユーコン準州ホワイトホース市在住
・Yukon College でInternational Education Coordinator として留学生を受け入れる仕事をしつつ、ツアー会社Sweet River Enterprisesも経営
・日本人向けにカヌーやハイキングなど、アウトドア・アクティビティを通してユーコンの魅力を伝えるツアーを催行。
Canadian Styleより引用
水曜どうでしょうを見たファンが「聖地巡礼」で実際にユーコン川へ行き、熊谷さんのツアーに参加することもあるみたいですね!
【水曜どうでしょう】熊谷さんの面白エピソードについて
熊谷さんは水曜どうでしょうでは「ユーコン川160キロ」のみの出演なのですが、何人か出てくる現地ガイドの中ではファンからの人気は高いです。
ここからは熊谷さんの水曜どうでしょうにおけるエピソードをいくつかご紹介します。
①大泉洋にSMAPのモノマネをさせる
モノマネのレパートリーが豊富な大泉さんに、いきなりSMAPのモノマネをリクエストした熊谷さん。
カナダ在住であってもSMAPは知ってるのですね。
しかし、慣れないカヌーを前にしてそんな余裕もない大泉さん。
やり取りをしている最中に熊谷さんは危うくキャンプ地を通過してしまうところでした。
現地ガイドがキャンプ地を通り過ぎたら大変ですね。。
②シェフ大泉のグレーリング飯をおみまいされる
水曜どうしょうの「ユーコン160キロ」では、キャンプをしながら川下りをしたので、食事も当然自炊でした。
どうでしょう班も熊谷さん含むガイドさん達も同じご飯です。
そこで登場したのは水曜どうでしょうではお馴染みのシェフ大泉。
ユーコン川で釣れた魚を大泉さんが思うがままに料理をした結果が、上にある献立でした。
ムース汁はまずまずの評価でしたが、グレーリング飯は散々な言われようだったのです。
あまりにひどい食事を作られたため、熊谷さんはとうとう大泉さんに食材を渡すことを制限し始めたのでした。
ちなみにグレーリング飯は、その後コンビニなどで購入できる「一番くじ」で再現して当選グッズになったのでした。
味は、、、だそうです。
③HTBへウイルスメールを送りつける
ユーコンの旅が終わった後も水曜どうでしょうの一行と熊谷さんはメールなどで交流を続けていました。
熊谷さんにとっても、水曜どうでしょうに参加できたことがとても嬉しかったらしく、一行が日本へ帰国した後しばらくは寂しかったらしいです。
ある時、熊谷さんはHTBへメールでユーコン川の写真を送信したのですが、なんとそのメールがウイルスに感染していたのです。
大変なことではありますが、番組としては「いいネタ!」と思ったのかもしれません。
2003年5月に放送された「プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅」の中で、大泉さんが「あの女、ウイルスメール送ってきた!」と話題にしていました。
まとめ
今回は水曜どうでしょうに出演したカナダの現地ガイドの熊谷芳江さんについてご紹介しました。
番組が放送されたのは2001年でしたが、その後も熊谷さんはカナダで現地ガイドを続けていました。
日本国内での聖地巡礼はよく聞きますが、カナダへも聖地巡礼で川下りに行くファンがいるということは、それだけ水曜どうでしょうに出演していた時の熊谷さんが楽しかったことが大きいと思います。
当初、罰ゲームでの川下りということで乗り気では決してなかったどうでしょう一行でしたが、旅が進むに連れて旅を楽しんでいるようにも見えてきます。
あの当時アウトドアは大嫌いと公言していたミスターがその後、森を開拓して移り住み、DIYもキャンプもお手の物になりました。
もしかしたらユーコンでの経験が生きているのかもしれないですね!
水曜どうでしょうでは、時々『リベンジ』企画もありますが、またユーコン川を下る企画を期待したいです。
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