『ストロベリーナイト』姫川玲子が抱える衝撃の過去とは!? | テレスマ!

『ストロベリーナイト』姫川玲子が抱える衝撃の過去とは!?

ドラマ

誉田哲也氏の累計400万部突破の超人気警察小説『姫川玲子』シリーズ。

ノンキャリアながらも、類まれな直観力と行動力により、若くして昇進を果たした警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子。姫川は主人公でありながら謎の過去を秘めている様子。

そんな『ストロベリーナイト』主人公・姫川玲子の過去が気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はこの『姫川玲子』の過去についてお答えします。

姫川玲子の衝撃的な過去…

27歳と言う若さで警視庁捜査一課の警部補にまで上り詰めた姫川玲子。

この『姫川玲子』と言う女性警官誕生の裏で一体、何があったのか?

最大のターニングポイントとなる姫川の衝撃の過去とは!?

それはまだ、姫川が高校生だった17歳の暑い夏の夜。

母親が家に不在なこともあって、外出した帰りが遅くなってしまった姫川。公園を横切ろうとした時、不審な人影に気付いて避けて歩こうとした矢先、あろうことか背後よりその男に抱きつかれ、「動くな!」と脅されて公園の物陰に連れこまれてしまい、地面に押し倒され、そのまま暴行を受けるだけでなく、なんと脇腹をナイフで刺されてしまうのです。

抵抗できず、男に乱暴され続けて傷口から流れた血が目に溜まって見えた夜空の月が赤く映るシーンはドラマでも印象的で何度もフラッシュバックしてしまう姫川のトラウマの象徴でもありました。

一命は取り留めたものの、心にも身体にも大きな傷を負ってしまった17歳の姫川。この事件をきっかけに心を閉ざし、両親とも他人とも距離を取るようになってしまいます。

しかし、そんな姫川を救おうと手を差し伸べたのが女性警官・佐田倫子でした。

姫川が警察官を目指したきっかけとは?

暴行事件の被害者となってしまった17歳の姫川。心を閉ざし塞ぎ込んでしまった彼女の心を何とか開こうと佐田は姫川の元へ通い続け、犯人逮捕を固く誓います。

若くて物腰が柔らかく姉のような佐田の優しさと、刑事としての情熱に次第に心を許しはじめた姫川でしたが、やはり受けた傷はあまりに深く、その恐怖からなかなか事件に向き合うことができずにいました。

そんな彼女に優しく寄り添い、犯人を捜査していた佐田ですが、犯人確保の際にもみ合いとなり、刺されて亡くなってしまうのでした。

そして佐田の日記を手渡され、佐田の姫川に対するなみなみならぬ想いを知り、そこに書いてあった「一緒に戦おう」と遺された佐田からのメッセージに17歳の姫川は前に進み、事件と向き合うことを決意します。

佐田の執念で捕まえた犯人の顔を確認し、事情聴取や裁判にも臨みました。

佐田の言葉だけを支えに証言台に立った姫川に、容赦なく被告側の弁護士から姫川の抵抗の跡が少なかったことから「行為は合意の上だったのではないか」との心無い言葉が浴びせられてしまいます。

ですが、事件と向かい合うと強く心に決めた姫川は、刑事としての佐田の想い、殉職した佐田への想いも含めた力強い言葉を犯人にぶつけ反論するのでした。

その言葉に傍聴席にいた警察関係者の全員が姫川に対して敬礼し、この光景に感銘を受けた姫川は警察官を目指すことを決心します。

事件解決後の原作のラストでも、姫川が佐田の言葉を思い出して前に向って進みだす形で締めくくられていることもあり、姫川が警察官を目指すきっかけとなった佐田はまさにこの物語のキーパーソンとも言えます。

姫川の過去を知る人物は?

女性警官・佐田の存在により、自身が巻き込まれた暴行事件や犯人と向き合う決心を固めた姫川ですが、心と身体に受けた傷は癒えることはなく、犯人に対する恐怖と憎悪は時を経て佐田と同じ警察官になってからも消え去ることは決してなかったのです。

そして、それは猟奇的な殺人犯の思考回路とシンクロするまでに磨かれた他に類をみない推察力や上司や部下が肝を冷やすほどの行動力として刑事『姫川玲子』の原動力ともなっているようです。

佐田という目標があったからこそ、それが支えとなって姫川は警察と言う男性社会の中、紅一点で『警部補』まで昇進してこれたようにも感じます。

しかし、この辛い過去を持つが故に、姫川は刑事として強く逞しく生きていく半面、人を心の底から信頼し、弱みをみせ甘えることができないジレンマを抱えることになり、その姫川を取り巻く人間関係は複雑に絡み合っていくのですが、ここで少し気になるのは姫川の過去を知っている人物がいるのかどうか?

姫川の宿敵・勝俣健作(ガンテツ)

ガンテツは、元公安で様々な闇ルートの人物と繋がっているだけあってか姫川の事件を知っており、姫川の足を引っ張ろうとしてか過去の話をチラつかせてきます。

頼れる上司・今泉春男

姫川の良き理解者であり、何かとフォローしてくれる頼れる上司・今泉も具体的に話を知っているとの発言はないものの、立場上知っていると思われます。

姫川の年上の部下・菊田和男

年下ながら上司である姫川を尊敬し、密かに想いを寄せている姫川班の菊田も詳細は知らないものの、姫川の抱える心の闇には気付いており、常に近くで優しく見守っています。

暴力団構成員・牧田勲

ある事件をきっかけに接点を持つ暴力団構成員の牧田は、姫川の過去は知らないままながら、犯人に対する執拗なまでの憎悪など、他人とは到底共有できない自身の闇の部分を理解されたことにより惹かれ合ってしまいます。

もう少し、姫川が人を心から信じ、甘えることができていたなら…

菊田がもっと強引にでも姫川に自分の想いを伝えていたならば…

この姫川をめぐる菊田と牧田の三角関係に胸を焦がしたファンも多いのでは?

『ストロベリーナイト』シリーズもう一度見たい!

年内の『ストロベリーナイト』『ストロベリーナイト・サーガ』地上波での再放送の予定(2020年9月26日現在)は残念ながらありませんが、FODやTUTAYAなどでドラマ・映画が配信・DVDのレンタルか購入が可能です。御覧になりたい方は下記一覧を参考に是非ご活用ください!

引用:FOD

https://fod.fujitv.co.jp/s/psearch/?keyword=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88

引用:TUTAYA

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姫川玲子が抱える衝撃の過去まとめ

  • ・姫川は17歳の時に暴行事件の被害者となってしまう。
  • ・姫川の事件を担当した女性警官が捜査中に犯人ともみ合い刺されて殉職してしまう。
  • ・女性警官・佐田のおかげで事件と向き合い前を向く事が出来、刑事を志すことに。

『姫川玲子』と言う人間を形成した過去。大きな傷とトラウマを抱えながらも刑事として生きることを選び培った類まれなる直感力・行動力は『刑事としての正義』からだけではなく、『犯人』に対するなみなみならぬ『憎悪』から派生した特殊能力だと感じずにはいられません!

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