- “ゼファー”とはどんなバイクなのか?
- ゼファーの特徴は?
- 値段は?
- ドラケンのカスタム方法とは?
人気漫画“東京リベンジャーズ”に登場するドラケンこと龍宮寺堅の愛車である“ゼファー”。
バイクについてよく知らない人からすれば、どんなバイクなのか全く見当がつかないと思います。
そこで、この記事では“ゼファー”がどんなバイクなのか分かりやすく解説していきます!
ドラケンの愛車“ゼファー”とは?
ドラケンの愛車の“ゼファー”とは、正式名称はカワサキ・ゼファー(ZEPHYR)です。
川崎重工業が製造販売していたバイクの一種で、排気量別にシリーズ車種として製造されていました。
ゼファーの意味は“西風”です。
川崎重工業のバイクの工場がある兵庫県明石市から「業界の新風を吹かせるように」との思いを込めて名付けられました。
そんなゼファーの中でも、ドラケンは初期の頃のモデルであるZEPHYR400(ZR400C)をカスタムしたものに乗っているという説が1番有力視されています。
かなり古い型のバイクであり、装備の設計も古く、馬力も弱いにも関わらず一定数の人気があります。
その理由は、エンジンのデザインや音などエンジンの持つ味に魅力があるようです。
性能というよりはバイクのデザインや乗り味、エンジン音など五感を使って楽しむことの出来るバイクとして愛されているみたいですね!
また、昔ながらのバイクらしいバイクのデザインにこだわって発売されていました。
ゼファーは、バイク好きのドラケンにとても似合うバイクだなと思います。
ゼファーの特徴
ゼファーは、全長(長さ)2100㎜、全幅(幅)755㎜、全高(高さ)1100㎜の中型のバイクです。
総排気量が399㏄であり、中型のバイクの排気量が50㏄~400㏄の範囲なので、中型バイクの中でも大型な方です。
総排気量とは、エンジンが一度に吸い込める気体の体積のことで、吸い込める量が多いほどパワーが強くなります。
乾燥重量(ガソリンなど何も入れていない状態)は、181㎏あります。
燃料タンク容量は15Ⅼです。
女性の感覚だとかなり大きく感じられるので、これほどのバイクを乗りこなすドラケンは、本当にかっこいいなと思えますよね!
ゼファーの値段
ZR400Cは現在、新車では購入不可能となっています。
理由は、メーカーからの出荷がされていないからです。
調べてみると、販売当時の新車の価格は、だいたい50万円強ほど。
中古品での購入の場合は、カスタム車や改造車が多く、安くて35万円から、高いと200万円程です。
ドラケンの年齢が中学生と考えると、いくら自分で整備をしていたとしても、あまり現実的な話ではありませんね。
ドラケンのカスタム方法
正直、漫画で見て取れる範囲では、ドラケンがどのようにカスタムしているのかは分かりません。
そこで、ゼファーのカスタムでよく使われている方法をいくつか紹介します。
1.塗装
見た目を好きな色にしたり、好きな模様や柄を入れたり、乗り物のカスタムでほとんどの人が手を加えている部分ではないでしょうか?
ドラケンのゼファーには、ドラゴンの模様が入っています。
2.ホイールのカスタム
ホイールとは、タイヤの中央の金属部分のことで、車体を支える役割をしています。
ホイールを変えるだけでも、見た目の印象が大きく変わります。
3.マフラーのカスタム
マフラーとは、排気口を覆う金属部分のことです。
エンジン音やパワーに変化が付きます。
4.座席の高さのカスタム
車高調(座席の高さ)のカスタムをすることにより、乗り心地が変わります。
5.ヘッドライトのカスタム
カスタムの中でも初心者向けの方法です。
ゼファーのカスタムについては、こちらの記事を参考にさせて頂きました。
更に詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
因みに、実写映画でのドラケンのゼファーはこんな感じでした。
まとめ
機能性よりバイクらしさにこだわったゼファーを愛車にしているドラケン。
ゼファーについて知ると、彼のバイク愛が伝わってくるように思いました。
乗っているバイクによって、その人物の人間性が知れるようで面白いですね!
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