【勇者ヨシヒコシリーズ】とは、テレビ東京の ドラマ２４ にて放送された超手予算冒険活劇です。
2011年から2017年にかけて放映されシーズン3まであります。
- シーズン１：勇者ヨシヒコと魔王の城 （2011年）
- シーズン２：勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 （2012年）
- シーズン３：勇者ヨシヒコと導かれし７人 （2017年）
金太郎飴のようにどこを切ってもおもしろい このヨシヒコシリーズ、
どの登場人物も、重ならない個性があって魅力的ですが、仏のキャラの濃さは群を抜いてダントツなんです。
それでは、仏の魅力（？）についてお伝えしていきましょう。
仏とは
佐藤二郎さん演ずる超適当な仏で、ヨシヒコ一行にお告げをして次なる行手を示します。
空に胸から上だけが後光を背負って現れますが、なぜか勇者である肝心なヨシヒコにだけ見えないという細かい設定があります。
また、下界コンサルという資格も持っているらしいです。
仏のおもしろポイント
①超いい加減！でもなんでかとりあえず偉ぶる
登場冒頭はなんかそれっぽく天から呼びかけるのに、セリフが長くなってくるとだんだんグタグタになっていきます。
その上台詞カミカミ！しかもたまにカンペを読んでたりします。
全体的にテキトーなので、「とりあえずざっくり東の方」など、お告げもすごいアバウト。
一応『仏ビーム』というそれらしい必殺技があります。
②適当なビジュアル！
佐藤二郎さんが仏の頭かぶってそれっぽい服着てるだけ。
どうやら誰かに雇用されているらしく、同僚もいる。この仏は仏4号らしいです。
③メレブと仏の掛け合い
メレブ（ムロツヨシ）やムラサキ（木南晴香）に突っ込まれて割とすぐキレるけど、ボキャブラリーが少なすぎて精一杯「ばーか！！！」というくらいという情けなさ。
仏のおすすめシーン6選
①魔王の城 第6話
仏ビームの初使用回です！
こちらは仏ビームですが、お察しの通りここから照射されます。
色々あって失恋したヨシヒコに仏ビームを照射して記憶消去してしまいます。
なかなか仏らしい技でした。でも、うどんを食べながらテキトーになので、そこは変わらないクオリティです。
ちなみにシーズン3導かれし7人のオープニングは仏ビームめっちゃカットいいです。
②魔王の城 第7話
ムラサキにかわいく呼ばれて、「こんばんにゃ〜♪」と登場します。
あの顔で、ニャ♪ というのがもうそれだけでおもしろいです。
そして、会話の最中に遠くから”ピンポーン”とチャイムの音、(家なんかい！)しかも「はーい！」と返事をしてフェイドアウト。
最後は風呂上がりで半裸にタオル、片手には牛乳瓶。 しまいにはムラサキにガチギレされて、「ごめんなさい」としょんぼりしてしまいます。
と全体的に面白い回です。
③悪霊の鍵 第1話
仏のくせに、下界でまた魔物が出てるのを知らずに過ごしていた様子。
普通の村人相手でも、最初のうちはとても崇められてるのに、いい加減過ぎてだんだん露骨にぞんざいな扱いに変わっていきます。
とにかくシーズン２冒頭からいい加減さ大爆発です。
ずっとクレープ食べてます。ちゃんと前掛けしててちょっとかわいい。
④悪霊の鍵 第5話
芳村真里、楠田枝里子、田村正和のものまねをします。多分合ってると思いますが、似てなさすぎてわかりません！
この回は、ヨシヒコシリーズの中でも個人的超好きなネタ、ツボ割り回です！
（一列に並んで勝手に人の家のツボやたるを壊しまくるというやつ）
ヴィジュアルだけでなく、ちゃんとやってることもドラクエをオマージュしてます。
初見の時は笑いすぎてお腹痛くなりました！
⑤導かれし7人 第4話
仏の顔のデカさ、というより佐藤二郎さんのお顔ですが、大きいんですよね、実際！
「そのペヤングフェイス、ボッコボコにして大盛りのヤツにしてやんぞ！」いうツッコミに、
「びぃ〜もう大盛りと同じ大きさなんです〜むしろ仏の方が大きいんです〜」
というまさかの返し。秀逸回です。
そして本当でした!!!
⑥導かれし7人 第6話
これはファンの間でも文句なし大人気回です！神回！
どうやら同僚と焼き肉を食べてるようなんですが、もう煙がすごすぎて姿が見えなくなるくらい。
焼き肉には白飯、ビールっておいしいですよね！
もはやただのおっさんです。
ダンジョー（宅麻伸）にも、その煙の多さからカルビだと見破られていました。
その他にも
- 仏の息子が出てくる 第2話
- 不倫騒動や学歴詐称で報道陣に囲まれる 第7、8話
- 降格して仏4号から仏8号になる 第10話
など、導かれし7人は仏の面白エピソード満載！ 仏好きなら外せないシーズンです。
仏のおもしろさ まとめ
これはもう単純に、福田雄一監督によるキャラづくりと、佐藤二郎演ずるところ、これ以外にありません。
福田監督作の佐藤二郎さんは、大体いつも仏のような カミカミ演技 を求められるそうです。
とは言っておりますが、台本もないに等しいそうでそうでアドリブやカミカミの練習もめっちゃするらしいです。
それにしても、楽しそうですよね！
ヨシヒコの続編は今後作らないようですが、仏がお好きな方なら福田監督の佐藤二郎をおすすめいたします。
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