呪術廻戦はブリーチと似ている?
昨年冬から今年の春までアニメが放映され、一躍大人気アニメとなった呪術廻戦。
今年の冬に映画の公開も決まり、今や週間少年ジャンプを代表するコンテンツとなっています。
そんな呪術廻戦に同じく週間少年ジャンプで連載されていたBLEACH(以下ブリーチ)と似ているのではないかという噂が広まっています。
この記事ではなぜそんな噂が広まってしまったのか、噂は果たして本当なのかをまとめていきます。
ブリーチに似ている部分あり!
結論から言うと、呪術廻戦はブリーチと似ています。
さらに言えば、最近の人気を博した週間少年ジャンプの漫画のエッセンスをうまく織り交ぜた作品になっています。
筆者は週間少年ジャンプの漫画・アニメを並以上には観ていますが、初めてアニメを見たときに既視感を覚えました。
作者の芥見先生もインタビューにて、ブリーチやハンターハンターの大ファンであることを公言しています。
芥見先生は呪術廻戦のことを、
日本三大既視感作品と自虐をしていたり、読者に対するおススメの漫画としてブリーチを挙げたりしています。
なのでブリーチに似ているというかオマージュに近いのではないかと予想します。
同じ週間少年ジャンプなので編集者もGOサインを出していると思いますし、ジャンプ側も承知の上だと思います!
ブリーチとどこが似ている?
①オシャレな技名/セリフ
ブリーチが人気だったポイントは、
- 技名/セリフがオシャレ
- キャラクターが魅力的
- アニメ化も順調
が挙げられます。技名/セリフは影響を受けていると言い切って良いでしょう。
特に呪術廻戦での「領域展開」とブリーチの「卍解」の技名が影響を受けているのではと話題になっています。
領域展開 五条→「無量空処」
宿儺→「伏魔御厨子」漏瑚→「蓋棺鉄囲山」
卍解 黒崎一護→「天鎖斬月」
朽木白夜→「千本桜景義」日番谷冬獅郎「大紅蓮氷輪丸」
確かに似ていますね。筆者としては、ここは気になりませんでした。
なぜならかっこいい技名はこれらの作品だけではないからです。
どちらも漢字のみ・語呂がいいということは共通ですが、
呪術廻戦は仏教モチーフ、ブリーチはハイブリッドな感じで、
スペイン語など、東洋以外のオシャレネーミングも話題となっていたからです。
②ストーリー展開
他にも似ているといわれているポイントは、
- 別の場所での同時戦闘展開
- 卍解・領域展開が奥の手であること
- 主人公の髪色が派手
です。これらについては確かに影響を受けていると思いますが、王道ジャンプ作品を目指した結果だといえます。
しかしブリーチには解号や鬼道などの様々な設定が細かく設定されており、
他にブリーチと同じ要素はありません。しかも、ポエム要素は確実にブリーチの方が上です。
正直ブリーチだけに影響されている、という印象は受けませんでした。
まとめると、ブリーチに似ているが気になるほどではないといえます。
実際、芥見先生のブリーチ好きという発言に対してブリーチの作者の久保帯人先生は、「ブリーチよりハンターハンター(に影響されてる)でしょ」
と回答しています。
他に似ている作品まとめ
①ハンター×ハンター
ブリーチ以外で一番似ているといわれているのがハンターハンターです。
呪術廻戦で敵である夏油は、見た目が完全にハンターハンターのクロロだなと思いました。
(真人も雰囲気がネフェルピトーと言われれば似ていませんか?)
一番ハンターハンターに似ているといわれているのが、術式の設定です。
ハンターハンターの念能力が術式の設定とほぼ同じです。
特に「制約と誓約」が全く同じです。
さらに東堂の入れ替わる術式はハンターハンターのゴレイヌ、
三輪の簡易領域はハンターハンターのノブナガと同じといわれています。
②NARUTO
他にも似ている作品として、ナルトが挙げられています。
筆者がアニメ初めて見たとき、主人公たちの構成がナルトに似ているなと感じました。
虎杖→ナルト 伏黒→サスケ 釘崎→サクラ 五条→カカシといった具合です。
特に五条→カカシがほぼ同じレベルで似ていて、ナルトを見ていた世代は同じだなと感じたでしょう。
また、ナルトは忍術モチーフなので、呪術廻戦の仏教モチーフと重なる部分があります。
そして虎杖は宿儺、ナルトは九喇嘛という強大なパワーを内に宿しているところもナルトと似ています。
まとめ
呪術廻戦はブリーチやハンターハンターから影響を受けています。
ただ、王道ジャンプ作品として面白くするためにやっているものなので、
どこが同じなのかを探すよりも、今までの作品とどこが違うのか、
オリジナリティを探す方をおススメします。
また、今までのジャンプ作品を見たことがない若い世代には呪術廻戦を新しく楽しんでほしい、
さらに呪術廻戦からブリーチやハンターハンターなどの作品を見てみてほしいですね!
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