大泉洋さんや安田顕さんらが所属している演劇ユニット『チームナックス』。
よく言われているのが「日本一チケットが取れない劇団」です。
北海道の大学の演劇研究会から始めて今年で25年になりますが、ここまで長く続けてこられた秘訣、長く続けていれば喧嘩をしたこともきっとあることでしょう。
今回はそんな彼らの仲良しエピソードや喧嘩したエピソードをお話ししたいと思います。
チームナックスの仲良しエピソード・喧嘩について
まず、チームナックスについてお話ししたいと思います。
チームナックスとは・・
TEAM NACS(チームナックス)は、北海学園大学演劇研究会出身の、森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真により結成された演劇ユニット。
「LETTER〜変わり続けるベクトルの障壁」(1996年)が初演。
「LOOSER〜失い続けてしまうアルバム」(2004年)にて、初の東京公演を上演。以降公演を重ねる度に動員数を増やし、「悪童」(2015年)では、延べ60,000人を動員。千秋楽公演を全国の劇場へ生中継したライブ・ビューイングの動員30,000人と合わせて総計90,000人もの動員を収める。
2018年には第二次世界大戦時の北海道を舞台とした「PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて」を上演。全56ステージで80,000人を動員、ライブ・ビューイングと合わせおよそ115,000人を動員した。
チームナックス公式サイト より
2021年4月現在、第17回公演『マスターピース 〜傑作を君に〜』で全国ツアーを敢行しています。
6月6日の札幌で開催される大千穐楽は全国各地の映画館でライブビューイングが行われるほか、ライブストリーミングでの配信も予定しています。
チームナックスの仲良しエピソードについて
チームナックスは今でこそアラフィフのおじさん集団ですが、大学時代からの付き合いということで若い頃から今でもたくさんの仲良しエピソードもあります。
一例を紹介しますと、、
- ・大学時代5人で一台の車(戸次さん所有)に乗り、道内各地を旅行していた。
- ・大泉さんが戸次さんの家に泊まった際、大泉さんは「シゲ(戸次さんの愛称)、そっち行っていいか?」と言って戸次さんのお布団に潜り込んだ。
- ・大泉さんと戸次さんが出演しているHTB『おにぎりあたためますか』では、衣装はなく私服での出演にも関わらず、2人の服装のカラーやテイストがよくかぶる。
- ・本公演の際、今でも楽屋は個室ではないことがよくあるが、リーダーである森崎さんが寂しいからという理由で必ず大泉さんと同室になる。
例を挙げると、少し怪しい関係にも思えてきますね、、
道内でしか見ることはできないですが、彼らの唯一5人でのレギュラー番組である『ハナタレナックス』ではこうしたエピソードが盛り沢山あります。
よくファンの人から言われていることが、
ナックスの距離感バグってるんじゃない?
様々な番組を見ていると、特に大泉さんが他のメンバーとの距離が近いような気もします。
今回もかわいいシゲちゃんとかわいいFANTANをありがとうございます♡どうしても飲みたい44歳児wFANTANは相変わらず距離近い♡#おにぎりあたためますか#大泉洋#戸次重幸#FANTAN pic.twitter.com/d8WZJjm3ns
— あみちゃん✩*.゚子残念♡戸次地獄で♨ずラブ♡ (@nacs_mr_zannen) May 27, 2018
喧嘩エピソードについて
一般には仲良しと言われるチームナックスですが、25年も一緒にやっていれば喧嘩をすることもあります。
主に仕事面では、本公演の際には稽古をしていると必ず険悪な雰囲気になることがあるそうです。
しかし、それは舞台をより良いものにしたいという思いが5人にあるからこそのものでしょう。
他には、チームナックス5人の中では大泉さんが一番最初に人気が出たことは周知のことだと思います。
他の4人は嬉しくもあり、やはり嫉妬する思いもあったことでしょう。
それは大泉さんだけではなく、他のメンバー間でもあったらしいです。
そのことが原因で2006年あたりから2012年くらいまではそれぞれの関係が最悪だったと聞きます。
しかし、それでも彼らチームナックスにとってお互いの存在は大切なのです。
関係を悪くしないため、2009年以降は本公演のペースが3年に一度になったのでした。
そしてここ数年は大泉さん以外のメンバーも個々で人気が出てきて、それぞれ家庭を持つパパになったことも大きいと思いますが、それまでのようなメンバー内の雰囲気が悪くなることも減ったそうです。
また、喧嘩ということで笑いで済むエピソードもご紹介します!
ファンならご存知の方も多いと思いますが、大泉さんはおトイレが長いということで有名です。
舞台の本番直前におトイレに行きたくなり、入ったところやはり中々出てきません。
痺れを切らした森崎さんが大泉さんを叱責して、その場は大喧嘩になったそうです。
また、ある番組で大泉さんが安田さんのことを魚に例えていたことがあったのですが、それをネットニュースで『大泉、安田をディスる』と出てしまい、それを見た安田さんは後日ハナタレナックスの番組内でお怒りだったそうです。
↑これがその時のネットニュースです。
まとめ
ここでは演劇ユニットチームナックスの仲良しエピソードと喧嘩のエピソードについてお話ししました。
25年もの間メンバーが変わることもなく、ずっとやって来られたことはそう簡単なことではないと思います。
それはお互いに真正面から向き合ってきて、信頼をしているからこその実績ではないでしょうか?
彼らには目標があって、それは
メンバー最年少の音尾さんが80歳を迎える2056年まではチームナックスを続ける
ということです。
実はこのことについては、
『NACS film N 43°』というチームナックスのメンバーがそれぞれショートフィルムを作ったオムニバス作品があるのですが、その中で森崎さんは2056年のチームナックスを描いた『AFTER』という作品を作っています。
ファンの人たちはみんなこの作品で描かれた未来を待っていることでしょう。
それまでは3年に一度舞台を作り、そこで時には喧嘩をしつつも、いつまでも楽しく仲良しなおじさんたちをファンの人たちに届けてもらえたらと願って病みません。
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