勉強しないと…でも、集中できないし、全然頭に入らない…。
そんな方に知ってほしい!!
「ウォーキング」してみませんか!?(笑)
関係ない事だと思っているかもしれませんが、これがそうでもないんです。
「謎解き」で一躍有名になった松丸亮吾さんは、アイデアを出すといったひらめきを求める際は、歩き回るそうです。
つまり、体を動かすことで、脳の活性化に繋がるということです。
そこで、今回は「運動中の学習は本当に効果があるのか?」について解説していきたいと思います。
ウォーキングしながらの学習による効果
ズバリ…
大いにあります!!!
そもそも運動が、効率の良い学習に繋がることは、様々な研究で明らかになっています。
運動をすることで心拍数が上がり、記憶をつかさどる「海馬」への血液量が多くなります。海馬への血流量が増加することで、海馬の働きが活発になる。そのため、物事を効率よく覚えることができるそうです。
「運動中の学習」もこのメカニズムと同様に、海馬の働きが活発なときに、学習をするため、暗記能力に良い影響を与えます!!
実際に、『有酸素運動が英単語暗記に及ぼす影響の確認』HCI186_yuasa.pdf (osakafu-u.ac.jp)という論文の中で、研究されていました。
ランニングマシンで歩行しながらの学習と、椅子に座りながらの学習。
結果は…
ウォーキングしながらの学習の方が、有意にテストの成績が高かったそうです!
しかし、強すぎる運動強度は、認知機能の低下をもたらすので、やりすぎには注意してください。
習慣的な運動による効果
そして、これが習慣化することによって、さらなる学習能力の向上に繋がるため、こちらも少し触れておきます。
集中力
運動習慣を持つことで、24時間のリズムをはっきりさせる効果があります。
つまり、運動することで、起きている時間にしっかりと覚醒し、寝ているときにはしっかり休むといったメリハリがつきます。
そのため、学習時に脳が活発になり、集中することができます!!
記憶力
運動中の学習によって、海馬が刺激され、記憶力に良い影響をもたらすことは、先ほどお話しましたが、運動を【習慣的】に行うことで、さらに良い影響があります。
それは、「短期記憶から長期記憶への転送が行われやすくなる」ということです!
つまり、何度も何度も繰り返し覚えないとすぐ忘れてしまっていたものが、長期記憶へと転送されることで、ある程度は記憶に残るということです。
以上のように、ウォーキングをしながら学習をすることは、体調管理も学習管理も効率よく取り組むことができ、「一石二鳥」ですので、是非試してみてください!!
おすすめ勉強アプリ2選
しかし、運動しながらの勉強となると、方法は限られてくると思います。
多くの教材を広げ、書きながら覚えることは困難…。その際、スマートフォンなどを使うことで、不便なく、運動や勉強に励むことができると思います。
そこで、ここからは「暗記アプリ」を2つご紹介します!!
WordHolic
このアプリは、特に多くの方が使っている「自分で作る単語帳」です。
ウォーキングの際にはとても便利な”読み上げ音声付き“である上、単語帳には、画像や写真も貼り付けられるため、『聴覚』そして『視覚』的に学ぶことができます!!
また、学習確認テストも行えるため、自分の苦手な問題を簡単に見つけることができ、効率的な勉強に繋がります。
Quizlet
このアプリは、自分で問題が作れるだけではなく、他の人が作った百万もの既存の単語帳でも学ぶことができます!!
もちろん、音声学習も可能です。
また、単語帳やテストといった勉強テイストな学びではなく、ゲーム感覚で学ぶコンテンツもあるため、なかなか集中できない際に、学習スイッチのきっかけになるのではないでしょうか。
まとめ
みなさん、いかがでしたか?
ウォーキングといった運動を行いながら学習することでの学習効果に納得していただけたでしょうか?
効率よく勉強することで、自分の自信にも繋がり、学習に意欲的に取り組めるかもしれませんね!!
是非試してみてください。
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