今も色褪せることのないほどの人気作品!
宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』と『天空の城ラピュタ』。
両作品とも制作されてから30年以上経っても、人気のある日本を代表するアニメーション映画ですね!
私も子供の頃からジブリアニメをみて育ってきました。
ただ、子供の頃なので映像としての記憶はあるものの、物語の内容をきちんと理解するのは難しかったです。
特に『風の谷のナウシカ』は・・・。
『風の谷のナウシカ』は、王蟲(オウム)の群れにナウシカが囲まれて黄色い触手みたいなものに持ち上げられているイメージです。
『天空の城ラピュタ』はシータとバズーが手を取り合って「バルス」と唱えるシーンが浮かびます。
今回は、そんな『風の谷のナウシカ』と『天空の城ラピュタ』のつながりや共通点についてまとめました。
ナウシカとラピュタのつながり
『風の谷のナウシカ』は1983年から1984年に制作され、『天空の城ラピュタ』は1985年から1986年に制作されました。たった1年しか制作期間に空白期間がありません。
両作品とも80年代特有のキャッチコピーがあり、『風の谷のナウシカ』は「少女の愛が奇跡を呼んだ」であり、『天空の城ラピュタ』は「ある日、少女が空から降ってきた…」でした。
「少女が奇跡を起こす」というつながりも考えられますが、「ラピュタの世界」が文明が滅びる前の世界で「ナウシカの世界」が文明が滅びた後の世界とも考えられると思います。
あと、両作だけに止まらず、『紅の豚』や『ハウルの動く城』、『風立ちぬ』にも言えることですが、飛行艇がよく出てきますね!主人公は、必ずと言ってもいいほど空を飛んでいます。
ナウシカとラピュタの共通点
『風の谷のナウシカ』と『天空の城ラピュタ』の共通点と言ったら、あの動物ですね!私、実在の動物だと思っていましたが、架空の動物だったと知って「えぇ!いないんだ〜」って驚きました思・・・。
キツネリスの存在
『風の谷のナウシカ』ではナウシカがユパ様から譲り受けたキツネリスが登場します。
最初はナウシカの指に噛みつきますが、「怖くない」とキツネリスに言い聞かせて懐かせるのが印象的でした。「テト」と名付けて相棒になりましたね!肩に乗せてるの可愛いですね💕
『天空の城ラピュタ』ではラピュタの庭園で庭の見回っているロボットの肩の上でキツネリスが戯れています。こちらも肩の上に乗せているの可愛いです💕
『風の谷のナウシカ』ではメインキャラクターなので、『天空の城ラピュタ』では友情出演みたいな感じかもしれませんね〜。
巨神兵とロボット兵の登場
『風の谷のナウシカ』では「巨神兵」と呼ばれ、旧人類が作った人工生命体として登場します。
『天空の城ラピュタ』では「ロボット兵」として戦うロボットであったり、庭園の見回りをするロボットであったりとそれぞれ役割が決まっている感じです。
「巨神兵」と「ロボット兵」の共通点は、
- ビームを撃つこと。
- 頭の形が似ていること。
また、『風の谷のナウシカ』の「巨神兵」は『新世紀エヴァンゲリオン』に似ているという情報がありました。
調べてみると、『風の谷のナウシカ』で、「巨神兵」がプロトンビーム発射後に、崩壊するシーンの原画を担当したのが、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督だったそうです!庵野秀明監督も「巨神兵」と「エヴァ」が似ていることを認めています。「巨神兵」へのオマージュだとも言われています。
まとめ
『風の谷のナウシカ』と『天空の城ラピュタ』のつながりと共通点をまとめましたが、いかがでしたか?
両作品とも30年前の作品とは思えぬほど未だに人気がありますし、愛されている作品だと思います。
また、両作品では「高い水準の文明が滅んでしまっている」という共通点があります。ナウシカの旧文明にしても、ラピュタ帝国にしても、「人間が身に余る力を持ってしまうと滅亡してしまう」ということを表現しているように思えます。
滅亡せずに生きていくためには、他の人種や他の生物とともに共存していくことが大切なんだと教えてもらった作品だと思っています。
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